朝顔探偵団

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朝顔の歴史 朝顔は奈良時代に薬草として渡来しました。 その後、観賞用として栽培されるようになりました。 江戸時代後期の文化文政期(1805〜1830）に大坂・江戸で朝顔ブームが起こります。 木版の朝顔図譜がいくつも出版されました。 この頃から変化朝顔が登場し始めたといわれています。 嘉永・安政期（1848〜1859）になると再び朝顔は、 大坂・江戸およびその周辺都市を中心に第２次ブームとも言える隆盛を迎えます。 多数の朝顔図譜や、花合わせ（品評会）に出品された朝顔の優劣を記した番付表が出版され、 栽培家としては植木師、成田屋留次郎と大名の鍋島直孝（杏葉館）が特に有名です。 このように当時の朝顔ブームには大名から植木師や一般庶民までが関わっていた。 この時期は特に牡丹咲や八重咲のように、 花弁数を増やし花を豪華にする変異をもつものが、好んで鑑賞されていました。 また車咲牡丹の渋い色合いの模様花が特に珍重されていたそうです。 この時期はいかに珍しい朝顔を作るかということが重要視されていました。 明治後期に朝顔の第３次ブームが起きますが、この時期は単純な朝顔が人気でした。 その後も人為的に交配させた変わり朝顔は、 作り続けられており今も愛好団体が数多くあります。